好きなことを無理せず楽しみたい

観劇や音楽鑑賞等について思ったことをそのまま書いてます。無理せず楽しむのがモットー。

メリリー・ウィーロール・アロング~あの頃の僕達~

メリリー・ウィーロール・アロング~あの頃の僕達~

 

 

 

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友情も仕事も家庭も、何もかもが崩壊した現在を見せられてからの、過去を遡りながら思い出を懐古していく物語。
思い出が美しければ美しいほど現実が悲しくて悲しくて、見ていて苦しかった…
どうしてこうなったのか。


結婚と家庭と仕事と友情と、アラサーの登場人物達が悲劇的現実を迎える物語で、なんかもう、心にチクチク刺さって辛かった…
自分に置き換えたりして、客席で泣きたくなったもん。

人間関係、仕事の選択、身に染みることばかり。めちゃ落ち込んでいる。「友情は庭の芝生と一緒、手入れが必要」20代は、何となく一緒に過ごせてたのしかったけど、30代入ると、家庭やら仕事やらで今まで通りに関係は続かなく、意識して関わらないと続かないよな…とか。
それは本当の友情じゃないとか、そんなこと言ってる訳じゃないんですけど。苦しい。

パンフレットでもメインの4人はきついって言ってるし。
逆に上の世代はそんなときもあったよね、いい時代だったと若者を見る、懐かしい時ともとれるんだろうな。
私はひたすら苦しかった。

 

役柄について。

笹本さんが太っちょのさえない役で新鮮だった。
ウェンツさん歌もお芝居も好き~

元基さんのこういうアダルトな大人の役新鮮でした。
まぁ様の妖艶な女優の役がぴったりだった。風と共に去りぬのマルグリットを思い出しました。ガッシー、諸悪の根源な気もするけど、ガッシーもまた一人の弱い人間なんだよなーみたいな。
昆ちゃん、結婚式の愛を誓う幸せソングより、離婚裁判の時の悲壮感溢れる曲の方が堂に入ってて、流石悲劇女優って思いました。
いくみん観劇ではお初。あそびばでしか見たことなかったから、頑張ってた!

 

新国立劇場、初めてでしたが見やすかったな~

最寄り駅が京王線だから、他の舞台とはしごするのは難しい。

 

ジェイミーのポスター合って嬉しかった♪

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