舞台『呪術廻戦』
舞台『呪術廻戦』
期間が空きすぎてしまった……。
個人的な防備録。
キャストが発表されたときから、わくわくするメンバーで、とっても楽しみにしていました。
幸運にも、初日劇場で観ることが出来、ドキドキしながら開演前の焚き火を眺めていました。そう、なぜか焚き火が幕に投影されており、焚き火を見つめながら、焚き火の音を聞いて待つという、不思議な空間。私語も禁止されているのでひたすら薪のはぜる音を聞いて幕が上がるのを待つ状況です。
安眠効果?
舞台を観た第一印象は「こう来たか!楽しいけど、観たかったのはこれでは無いかも!」です(笑)
原作のアニメに触れてから観劇。アニメがとてもアングラでシリアスに描かれていたため、その印象で臨んみました。そういう意味ではじっとりとシリアスな舞台が観たかったな~と言うのは正直あります(笑)
でも、顕作さんの「人」がそこで息をしているライブ感のある演出と、実力のある俳優陣によって、リアルに感じられる舞台になっていると私は思いました。
コミカルなシーンとシリアスなシーンの緩急によって、後半の真人戦へぐぐっと引き込まれ、気づけば舞台に没頭して観ていました。
舞台で生身の人間が演じる。舞台という表現手法をせっかく使うのだから「より楽しませたい」「舞台で表現することの可能性」を攻めた結果の作品なのではと、私は思いました。
事前の評価を真に受けて、面白くないかも……と荒探しの視点で見てしまうのはもったいないなと思いました。大事なのは自分が実際に観てどう感じるかなので。そして、楽しかったら楽しい!の気持ちを大事にしたらいいと思います。
私も、合う・合わないはありますし、苦手な演出家さんの作品は敢えて観劇しないという選択もしています。自分が感じたことを大事にしていただけたらなと思います。
りゅうじくんについて語りたいけどまとまらないからまたいつか!