好きなことを無理せず楽しみたい

観劇や音楽鑑賞等について思ったことをそのまま書いてます。無理せず楽しむのがモットー。

銀河鉄道999 The Musical

銀河鉄道999 The Musical

 

時間が経ちすぎてしまったので、もう、簡単ですが上げちゃいます。

 

 

 

個人的には、りゅうじくんが大好きなあっきーさん、りょんりょんさん、藤岡さん、北翔さん、そしてお花様達と共演されたのが嬉しすぎた。

 

銀河鉄道999は、数年前にも舞台化されてます。

かなめさんのエメラルダス様がそのまま過ぎて感動したのを覚えています。あと、千秋楽で原作者が登壇してくださって、お話を伺えたのも良い思い出。

 

その時もそんなに自分にははまらなかったので、期待せずでしたが、やっぱり、俳優陣は良かったけれど、舞台としては自分に響かなかったです。

前回の方が、999の車体が出てきて、わくわく感と迫力があった分良かったかな?

今回は、999の描かれ方がさらっとしてて、車体も映像でしか出てこないから、宇宙を旅する鉄道と言う浪漫が薄かったかな。

キャラクターの名場面を切り取った感じ?

あと、楽曲がミュージカル向けで無く、ちょっと聴きにくかった……。

 

一方で、前作で感じた昭和価値観で共感できない部分が令和版に見直されてて、それが良かったです。

「男とは」みたいなのが無くなってて、そこは女性の脚本家が関わってくれたからかなと思ったり。あと、おね○ョタ感減ってたのも良かった 笑。

さえない少年が母親のような綺麗なお姉さんに焦がれるのが、永遠の憧れメーテルポイントなのかもですが、どうもスン…と俯瞰してしまって。それが当時のファンにとっては憧れのメーテルなんだろうけれど、癖を感じてしまって、なんだか楽しめなかったのですよね。小さい頃漫画で読んだときはそんなことは無かったのですが。

世の中が変わって、自分の中の価値観が変わってきたせいもあるのか……。

 

永遠の命と、限りある生命の輝きについてに絞られていたのが良かったです。

 


とにかく、ラスト鉄郎がGalaxy Express 999を歌って終わるところが、メーテルへの気持ちとも重なって素敵でした。

往年のファンの方々の満足度も高かったのかも。

あっきーさんの声で、銀河鉄道999が聞けたのもよかったなぁ。

 


りゅじさんは機械伯爵/プライダーを演じていました。

金髪碧眼の青年と、麗しい機械伯爵とみられたのが良かったな。あっきーさんとセッションしてたのも胸熱。

プライダーの時は、ただの若い青年と言うより、ちょっと落ち着きのある感じの演じ方が好きでした。歌も、ヴォーカル調より、ミュージカル調に寄せてて浮いて無くて良かった。

機械伯爵のロボットっぽい動きとか瞬きが無い感じとか、人から変わってしまったのを分かりやすく表現してて良かった。

 

アフタートークで藤岡さんと話しているのを見たとき、なんとなく、流司くんは年を重ねたら藤岡さんみたいな俳優さんになりそうだなと勝手に思いました・笑

 

以上!