好きなことを無理せず楽しみたい

観劇や音楽鑑賞等について思ったことをそのまま書いてます。無理せず楽しむのがモットー。

ざ・びぎにんぐ・おぶ・らぶへ愛を叫ぶ

ざ・びぎにんぐ・おぶ・らぶへ愛を叫ぶ

 

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あれからちょうど一年。

ロスがぶり返してきたので、思いのたけを一年ぶりに叫びます。

 

 

愛のレキシアター ざ・びぎにんぐ・おぶ・らぶ*1

本当に楽しい舞台でしたし、一年経ってもその時の感動が薄れないです。本当にキラキラピカピカ眩しい舞台でした。

昨年の4月いっぱいで公式HPも閉じてしまったし、円盤にもならなかった。夢か幻だったようです。

でも、楽しかった思い出はたくさん詰まってます。

公演が始まってから、かなりの勢いでチケットを追加し、気づけば新幹線に乗って大阪まで遠征してました(笑)

舞台は生もの。そのライブ感が大きい作品だとは思いますが、やっぱり、あの瞬間のきらめきで終わってしまったのは、寂しいです。

 

何がそんなに楽しかったのか。

以下、3つが楽しかったポイントだと思います。

 1.多彩な役者・スタッフが作るハッピーエンターテイメントだったこと

とにかく心から笑って、幸せ地なれる舞台でした!

山本耕史さん、八嶋智人さん、松岡茉優さんをはじめ、芸人さんや劇団新☆感線の看板女優、梅棒さんに日本の歴史ものに人種を超えたキャスティング、レキシの素敵な音楽に脚本演出家も河原正彦さんと、多彩な役者さんスタッフ陣が全力で舞台を彩っていました。

物語もひたすらコメディ満載のエンタメ満載で、最後はハッピーエンドですし、心から笑って泣いて、気持ちの良い内容でした。

プリンシパルもアンサンブルもどこを見ても個性的で実力もあり、素晴らしいキャストの人たちが、素晴らしいスタッフ陣と力を合わせて全力で楽しませてくれる舞台。楽しくない訳がない!

 

2.レキシの音楽最高

恥ずかしながら、今回初めてレキシさんに触れたのですが、どの曲もキャッチーでウィットに富んでいて、大好きになりました。アルバム全曲ダウンロードして聴いてます。

しかも、この脚本のために書き下ろしてくれたのかってくらい登場人物の心情に当てはまりまくっていて、不思議でした。

歌詞が分かりやすく、キーワードを繰り返し歌うところ(きらきら武士の「あなたは武士♪きらきら武士♪」とか)で印象に残り、帰り道歌いながら帰れるくらい、余韻も楽しめました。

何より、歴史について楽しく触れられるのも面白い。

稲穂を会場皆で振って終わるEDも、意味が分からないけれど、何だか感動してしまいました(笑)

 

3.すべての登場人物が愛おしい

悪い人がいない。悪さしちゃう子はいるけれど(ヨシツネ様とか(笑))

個性的で多彩な人物ばかりで、それぞれがキラキラ輝いていた。

不器用で個性的なコキンやカオリコも、物語を通して成長し、前に進みだせた。

明智も胡蝶さんも過去を清算し、新たな生活をスタートさせてるし、悪役だったヨシツネ様も、きっと弥生人として転生してレキシーランドで働いてるだろうし、みんながみんな愛くるしい人物ばかりでした。

アンサンブルも劇団レキシとして、いろんな役をしていたり、ダンスにふんどし芸に、わざとらしい片言日本語演技を求められたり、物真似させられたりと、一人一人が輝いてました。

最後は、心ひとつに稲穂を振って終われるの、本当に幸せ空間でした。

 

なにより、流司君の今までの積み重ねが最大限に生かされつつ、新たな一面も観られて、最高に輝いていたのが、誇らしくも楽しくてしょうがなかったです。

ヨシツネ様な流司君が、最高に愛おしかった。

 

そして、当時流司君演じるヨシツネが日替わりネタで叫んでた「蘇*2」というお菓子が、まさかの一年経って話題になっているとは思わなかった(笑)

 

びぎらぶのセットリストを思い出したように聞いては、ロスに浸っています。

 

♬ 甘えん坊将軍
♬ キャッチミー岡っ引きさん
♬ LOVE弁慶
♬ 刀狩りは突然に
♬ そうだレキシーランド行こう
寺子屋FUNK
♬ 牛シャウト!
♬ 姫君Shake!
♬ SHIKIBU
♬ 参勤交代
♬ 古今 to 新古今
♬ 僕の印籠知りませんか?
一休さんに相談だ
♬ SAKOKU
♬ アケチノキモチ
♬ ドゥ・ザ・キャッスル
♬ 旧石器ベイベ
♬ SEGODON
♬ 墾田永年私財法
♬ きらきら武士
♬ Takeda'
♬ KMTR645
♬ 最後の将軍
♬ 狩りから稲作へ
♬ 古墳へGO! 

 

本当に、本当に楽しかったです!

また、レキシーランドが帰ってきてくれることを心から願っています。 

 

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愛のレキシアター『ざ・びぎにんぐ・おぶ・らぶ』大絶賛上演中!

 

 

*1:愛のレキシアター「ざ・びぎにんぐ・おぶ・らぶ」は、ミュージシャン・池田貴史のソロプロジェクトであるレキシの楽曲を基に、演劇界の奇才・河原雅彦が原案、演出、上演台本を手掛ける新作ミュージカル。 参照:愛のレキシアター「ざ・びぎにんぐ・おぶ・らぶ」 - Wikipedia

*2:(そ)は、古代日本で作られていた乳製品の一種で、乳汁をかなり乾燥させ長期保管に耐える加熱濃縮系列の乳加工食品[1]と考えられている[2][3]とは同一の物ではない[4]。文献には見えるが製法の失われた食品となっている。不明な部分の多い食品ではあるが、諸説に共通しているのは「蘇は乳を煮詰めた乳製品で美味しいもの」である。参照:蘇 - Wikipedia