好きなことを無理せず楽しみたい

観劇や音楽鑑賞等について思ったことをそのまま書いてます。無理せず楽しむのがモットー。

配信演劇等の感想

配信演劇などの感想

 

例のウィルスが蔓延し、現場が無くなったこの春。

辛過ぎて、真面目に落ち込みました。本当、こんなに心に元気がなくなったの初めてではってくらい辛かった。

辛いのは今も続いています。

 

推し様も、出演予定の舞台が2つ中止になり、映画の公開も延期し(そろそろ上映時期って決まらないかな…はしもとかんなちゃんと共演する推しが早く見たいよ)、大好きなエリザベートも、アナスタシアも偽義経冥界歌もジャージーボーイズもその他もろもろ全て中止&返金になり、心が死にましたよ。

大好きな演劇界がやり玉に挙げられているのも、見ているのが辛かった…。

何より、大好きで尊敬していて、才能に溢れた俳優さんの訃報も衝撃過ぎた。これはいまだに飲み込めないし、ふとした瞬間に泣いてます。

 

そんな中で、大好きな人たちが少しでもエンタメを届けようといろんな方法で頑張ってくださいました。本当にありがとうございます。

以下はこのエンタメ界が窮地な中、触れられた作品の感想を残します。

リモート配信演劇など、新しい演劇の形、黎明期的な状況に触れられるのって貴重だし、せっかくだから記録しときたい。

5月あたりのはちょっと、記憶が曖昧になりつつあるのですが…(笑)

 

 

 

「振りむくな、後ろには未来はない」

 

 

うち劇が企画しているシリーズ。

第2弾にりゅうじくんと良知さんが出演されました。

リアルタイムで、リモートの朗読劇。ただ読むだけではなく衣装着て、小道具があって、背景も合成されていて小劇場のお芝居を見ているような。

ストーリーは、コロナウィルスの世界の数年後。ヤクザのインテリ上司役を流司くん、その子分役を良知さん、場を荒らす役(←)を近藤さんが演じました。

良知さんと流司くんの役どころがナルステと真逆で、クールな上司の流司くんに、声が大きくて元気な良知さんというキャスティングが面白かった。こういう大人っぽい、どこか諦観のある役どころ良いな。

キャストごとにチケットを買って、上映後の楽屋トークが見られる仕様。リモート演劇の始まりの時期で、手作り感があって逆に興味深かった。

朗読劇は手元の本を読む分下目線になってしまうから、激しく動いたり視覚的な演出をしたい場合は絵的にもう少し工夫が必要だなって思った。

 

とにかく、生演劇に飢えていた時期なので、上映時間が設定されていて、マチソワがあって、リアルタイム上演であることにひたすら歓喜しました。

あとは、こういう状況でないと朗読劇って見られないかなと思ってたので、それも嬉しかった。流司君本当に声が良いから、朗読劇やって欲しかったんだ!

 

 

リーディングシアター「緋色の研究」

 

劇場からの生配信朗読劇。朗読劇だけれど、めちゃくちゃ動く(笑)

舞台装置、衣装、照明と演出がめちゃめちゃ好み!配信朗読劇の中で、一番好きな作品でした。

まさかの流司ホームズ×染様ワトソン!

流司くんのホームズは、遊び心満載な今まで見たことのないタイプのホームズで、新鮮で面白かったです。演出の毛利さん曰く一番チャラいホームズ(笑)

二人で色んな役どころを演じるので、様々な声色のお芝居が観られてワクワクしました。染様、声優をやってるだけあって演じ分け上手かったな。流司君のギャル風味な女店主が予想外だった(笑)

2幕の、ジェファソン・ホープを演じる流司君がとても素晴らしかった。狂気と執念をまとった語りに震えた。

朗読劇だけれど、とてもドラマチックで、目でも耳でも楽しめる作品でした。

 

上映後に染様MCでアフタートークショーもついてました。染様の前だと、圧倒的弟感を出してくる流司君が可愛すぎた。

是非、あさステにゲストで読んでいただけると嬉しいです!

劇場で演じられたことを喜んでいる流司君、良かったね…!!って気持ちだった。

 

Online❤Reading「百合と薔薇」

 

堤幸彦さんの作品に流司君が出ることが嬉しすぎた。

同性愛モノに出るのが衝撃。事務所NGなのかなって思ってたし、流司君ってこういう系苦手な印象だったので、ある意味挑戦だったのかなと。

前情報入れずに見たのですが、配信朗読劇の中で一番演出が凝ってた。それぞれリモート収録で、背景を合成したり、照明を変えたりしていて、テレビのバラエティのような、華やかな絵だった。若手俳優×ベテランという組み合わせで、池田鉄洋さんのお芝居が物語を締めたりかき回したり最高でした。場面転換で毎回4人が回転するのだけれど、そのシーンでも遊びを入れていて、そういうことできるのさすがだな~って感動してました。

流司君はゾノさん演じるヒカル先生に片思いしている外科医。ワンコ系な流司君がひたすら可愛かった。「でも川に落ちた!(プンプン)」「ぷはぁ~息止めてた~☆」とか、あざと可愛いのずるい。

正直、若手イケメン集めてBLって個人的に地雷を感じていたのですが、そんなことなく、流司君のアキラ先生が無邪気な所と、どこか憂いを感じさせる部分と絶妙に魅せてくれて、アキラ先生に気持ちを寄せながら見ることができました。

「女性の代わり」みたいな描かれ方されたら駄目だったんで、そんなことなくって本当に良かった。マイノリティな自分を偽り無邪気を演じながら、ヒカル先生の側にいられるよう頑張っているアキラ先生健気。

リモートなキスシーンは、ちょっと現実に戻ってしまったので(笑)無理に入れなくても…とは思った。

 

 

三密回避シチュエーションオムニバス舞台『デジタル本多劇場』~近づきたくても近づけない人々

 

鳥ちゃんのお芝居が観たくて、購入。

シンプルな俳優さんたちの掛け合いが楽しくって、オムニバス形式だから上映時間も丁度良くって素直に楽しかった。

ピーちゃん、大好きな💩ネタで笑った(笑)トイレで紙が無いという題材で、ここまで、人間関係の深みを出せる脚本も凄いし、最後ただ胸糞悪くなるだけでなく笑いで終われるお二人の掛け合いが素晴らしかった!

 

 

 

嵐のワクワク学校オンライン

 

1500円で全5回の授業と、アフターフォローの生配信付きって、どんだけコスパいいんだよ!って頭抱えました。本当に、毎週やってくれたの心の支えでした!!

嵐さんのこういうチャリティーイベントって、教えを押し付けるのではなく一緒にやってみようって寄り添ってくれるのが優しくて好きです。日々の「気づき」を大切にしてくれること、それをもとに皆はどんなことしてみる?僕らも考えて発表するね!だから、安心できるというか、、、なんかもうやっていることが国がやるような啓蒙活動だよね(笑)

 

「Whonny's World Happy LIVE With You!」DAY1

ジャニーズさんの配信生ライブ!

初日のV6兄さん、キンプリ、嵐の回を観ました。

他Gはコンサートを見たことないGだったので新鮮で面白かった!V6兄さんとか、学校へ行こう世代ドンピシャなので、選曲がやばかったです!

嵐さんは、日曜日のお父さんみたいな内容だった(笑)

ワクワク学校でやっていたHapiness体操をぶち込んでくるのさすがだって思ったよ(笑)

ペンラ振ってひたすら楽しみました♪

 

May’n 15th Anniversary Talk & Mini Live「POWERS OF LIVE」

これも、ライブに飢えていた時だったので、嬉しすぎて歓喜しました。

拳上げて聴いてた。

 

1.Crazy Crazy Crazy
2.ダイアモンド クレバス
3.キミシニタモウコトナカレ
4.AMICITIA
5.Phonic Nation

 

ゲストに堀社長が出てきたのびっくりした。

一人一人のタレントさんの活動をちゃんと見ようとしてくれる社長さんだと知って、安心。

部長の歴史と歩みを一緒に振り替えられて良かった。

本当は一緒にお祝いしたかったよ!

Hang Jam Vol.4も丁度中止公演に当たってしまって見られなかったから、部長に飢えています。

8/16の配信ライブも楽しみにしてます!

mayn.jp

 

「YOKO KANNNO SEATBELTS オンライン七夕まつり/World Tour」

最高of最高でした。

いくつもの部屋をつなげて密にならないように配慮しながらの生演奏。

セトリが神過ぎて、最初から最後まで涙と鳥肌が止まらなかったです。

 

1. Tank! /YOKO KANNO SEATBELTS
カウボーイビバップ
2. Rush /YOKO KANNO SEATBELTS
カウボーイビバップ
3. Bad Dog, No Biscuit!/YOKO KANNO SEATBELTS
カウボーイビバップ
4. Rain(サントラver.) /山根麻以 & Steve Conte
カウボーイビバップ
5. inner universe /ORIGA & YOKO KANNO
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX
6. ホシキラ /中島愛
マクロスF
7. THE REAL FOLK BLUES ~Mountain Root /山根麻以
カウボーイビバップ

EC
8. ライオン /May'n & 中島愛
マクロスF
9. WHAT PLANET IS THIS. /YOKO KANNO SEATBELTS
カウボーイビバップ
10. ラクエン~secret garden/YOKO KANNO SEATBELTS
Wolf's Rain

 

Tank!でまずテンションがぶち上がったし、映像編集も凝っていて目と耳で楽しめました。ひよこ隊長な菅野さんが無邪気で楽しそうで、それを見ているだけで元気になります。

海在住メンバーとのコラボや、ORIGAさんとの電子の海の中で時空を超えたコラボ。涙が止まりませんでした。

ECでライオン歌ってくれたのも胸が熱くなった!二人とも大人になった…!

次は、絶対会場で生演奏が聴きたい!!と強く思った配信でした。

 

 

他にも、流司君関係だとインスタライブとか配信ゲスト、ドラマ、ラジオと色々あって、自粛期間でも楽しめるよう沢山企画をしてくれたのが嬉しかったな♪

 

以下は愚痴みたいな。

 

 

上記のtweetの通り、リモート演劇が舞台演劇の代替にはならないなと感じました。

リモート配信は新しい表現方法で、舞台演劇とは別物で進化し広がっていくのだろうなと思います。

 

生で観劇したいという欲は日々積もるばかりです。

今までも生配信はライブビューイングやDMMさんでもお世話になっていますし、配信があることは、有限がある劇場と違って多くの人が見られるという点で、素晴らしいなと思います。お金を出せば必ずみられるの嬉しい。でも、配信で気軽に見られる利便性だけでは、生観劇の魅力を超えられないということを強く感じました。

配信が悪いとかそういう話ではないです。どれも工夫をしながら新しい挑戦をし続け、我々見る側に届けようと努力してくださっていること、本当に感謝しかないですし、それがこの数か月自分を支えてくれたものでした。

でも、私は劇場に行きたい。劇場へ向かう電車。友人と開演前に待ち合わせしたり、お茶すること。開演前にオケピットから聞こえる調律の音色を聞いて、いよいよ始まるとワクワクする瞬間。舞台からの熱を受け取って、作品の中に没頭する感覚。音の迫力。終焉後の興奮、友人と感想を言い合う時間。全部全部が大好きなのです。

 

少しずつ、感染防止策を講じながら劇場での公演が開始しています。

でも、100%安全は担保できない。人が移動する以上はどこに感染の危険があるか分からないのです。そして、観に行ったことで何かあったら…何かあった時後ろ指さされることを想像すると、気軽に劇場へ足を運ぶのがためらわれる、そんな状況が辛い。

プラスして、一人でも内部に感染者が出たら、公演中止になってしまう可能性が常にあり、手元のチケットが確約されたものでないというのも辛い。中止になった時のカンパニーの皆さんの心情、感染してしまった方が必要以上に自分を責めてしまわないか、そういうことを考えると苦しい。

 

早く、「○○行ってきました♪楽しかった☆」「観劇後のお茶☆映え~♪」って、何も考えずに、他人の目を気にせずに楽しめる状況になってくれることを、願っています。