好きなことを無理せず楽しみたい

観劇や音楽鑑賞等について思ったことをそのまま書いてます。無理せず楽しむのがモットー。

家族ゲーム ♯3

 

 


家族ゲーム♯3

胸が痛い回でした。
吉本荒野(雄大?)が何を考えてるのか真意が分からない(><;)
この先が読めない感じがまさしく”いいねぇ~”です。先の展開が読めてしまっては面白くないもんね。

茂ちゃんが可愛そうだったな。やっぱり前回の方法ではどう考えても解決にはならないですよね。表面上は良い友達を演じてるクラスメイトでも、本当は「自殺」という言葉と「遺言状」で脅されてるだけだもんね。
にしても、誕生会に誰も来なかったことがショックすぎる。茂ちゃんの立場だったら、自分は立ち直れないや。家族も、茂ちゃんの誕生日会の準備をしていく中で団結していっているように思えたけれど、結局吉本先生に操作されてるだけであっという間に元通りになってしまいましたね。家族の本音を聴き、友達の本音を聴き、改めて自分には味方なんていないと痛感した茂ちゃんが痛ましかったです。
そんな茂ちゃんを、「お前の見方だ」と手を伸ばして助け出す吉本先生。これは本心なのか、意図があって茂ちゃんを自分に依存させ、絶対的な存在にしようと企んでいるのか。現段階では私は後者にしか感じられません。茂ちゃんを強くさせたいのは本心なのかもしれませんが、方法がいちいちエグくて信頼できません(^_^;)

とにかく、茂ちゃんが救われる結末でありますように。そして、いじめてるクラスメイトが自分の行いを省みてくれますように。今のところ、この作品中ではいじめてる側が悪というよりかは、いじめられてる側が変わるしかないっていう描かれ方なので、スッキリしないです。




母親がようやく自分の本当の気持ちを吐露してくれましたね。スッキリしたけれど、苦しい。
理想の家庭を築きたかったし、理想の母親でありたかったけれど、実際は無理していただけ。
夫は仕事ばかりで家庭を顧みず、自分には子どもしかいないのに子どもも成長とともに自分の思い通りにならなくなっていくっていう辛さ。こういうのってよくあると思います。吉本先生は、両親がお互いに本当の気持ちを吐露する機会を作ろうとこの誕生日会を開いたのでしょうか。

母親は子どもの前では今までどおりに”良い母親”を演じることを選びますが・・・本当の解決にはならないですよね。心から子供や夫と向き合えるようになれればよいのですが。


夫の浮気もばれちゃいました。これは益々浅海さんと吉本先生が裏でつながっているのではと勘繰ってしまいます。吉本先生の恋人で刺客とかだったら面白いな。或いは、本当の吉本荒野家族の関係者とか。弱みを握られて吉本先生の手伝いをしているのでしょうか。

母親と父親の関係は修復されるのでしょうか。そして、父親は家族ときちんと向き合うようになるのでしょうか。リストラして切り落としていった元会社員からの報復も今後待ってそうですよね。


慎一は、吉本先生の身辺調査をしながらいろいろと手がかりをつかんでいますが、吉本先生が意図的に掴ませている情報のようで、どこまで吉本先生の手がかかっているのかも分からなくなります。
本当の吉本荒野は実の弟ではなく吉本先生の被害者家族のようだし、一体吉本先生の過去に何があったのかも気になります。やっぱりいじめに関係することなのでしょうか?教職免許を持ってないとしたら自分の生徒を亡くしたという線は消えると思います。自分の親友OR家族をいじめによって失ったとか?相当のことが無ければ家族を壊してやりたいとか、一生忘れさせないためにしつこく吉本荒野家族にまとわりついたりしないと思うんですよね。


慎一くんは吉本先生の正体をつかむことができるのでしょうか?
表面上は”イイ子”を演じ、中身は捻くれてるっていう慎一くんが家族や友人に本当の自分の姿をさらけ出せた時が、彼が変われたってことになるのでしょう。
私が、一番共感できるのは慎一くんの立場なので、慎一くんと一緒に吉本先生の真実を見つめて行こうと思います。


次週も胃が痛くなりそうです。表面上は告白されたりデートしたりハッピルンルンそうな回だけに、そのどんでん返しが怖い。楽しいホッコリ回にはならなさそうですよね~。
負けるな茂ちゃん!