私立探偵濱マイク -我が人生最悪の時-
私立探偵濱マイク -我が人生最悪の時-
初日(星野:矢部君)と千穐楽(星野:志村君)入りました。
例の如く予習はせずにまっさらで参戦。
予想以上に面白かったです。終わった後の満足感が凄かった…
朗読劇「私立探偵 濱マイク」-我が人生最悪の時-【稽古場風景】
以下感想。
初めての生朗読劇
コロナの関係で、流司君が沢山朗読劇に出演してくれているのですが、全て配信だったので生観劇は初。
常日頃、流司君は声がいいので、朗読劇に出演して欲しい、生で味わいたいと願っていたため、ワクワクしながら劇場へ。
劇場の様子
ヒューリックホール東京*1は初めて。
東京有楽町駅から直結ですし、下の階にLUMINEや飲食店もあるし、アクセスもマチソワ間の時間つぶしも最高な場所。劇場というより映画館みたいな作り。
どうやらTOHOシネマズ日劇スクリーンを改装している*2とのこと。濱マイクの事務所が日劇の2階なので、エモい場所ですね。
入り口にはこんな看板が。
新木場にあるSTUDIO COAST*3みたいだ。日付は毎日更新。
座席は互い違いになっていないので、前の席に人がいるとステージと被って見にくいかも。席は結構沈むので腰痛持ちは辛かった…クッション持っていきたかったです。
作品の感想
朗読劇なのですが、多少動きや移動がありますし、台本を持ったままの舞台本番みたいな。公演数も多かったので、後半は皆さんほぼ覚えてしまっている様子でした。
ホームズなど推理物ではなくアクションのイメージがあったので、朗読劇でどんな風に表すのか想像が出来ませんでした。
照明やバックスクリーンに背景を映して、状況をイメージしやすい工夫がされていたので、場面ごとの移り変わりや雰囲気も分かりやすかったです。
秋山さんが情景を読み上げ、音や背景に合わせて多少俳優さんたちが動きを付けるという感じでした。それがとてもテンポよく進むので、無理なく展開していきます。
濱マイクの人柄とか妹との関係、星野君との腐れ縁、楊さんのエピソードなど盛り沢山ですが、語りの中で自然に組み込まれていて分かりやすかったです。
どんどん登場人物たちに引き込まれていき、最後は泣かされることも。
それぞれの感想
・濱マイク
植田君がはまり役って言ってましたが、その通り!です。
ハードボイルドで人情味のある大人の男性って、童顔でまだ20代のりゅじくんで行けるのか?と心配していましたが、杞憂でした。
まじで!かっこいい漢でしたよ!!
まず、奥の水色の扉からピンスポ浴びて登場した後ろ姿だけで、オーラビンビン。宝塚のトップスターが登場した瞬間ぽかったよ。拍手したくなった。改めて生で浴びたい俳優だって思った。
包容力もあって、皆を守ってくれる感じ。
お兄ちゃんしているりゅじくんが良かった。
千穐楽では楊とのやり取りの最中にコンタクトが吹っ飛ぶというアクシデントも(笑)
・楊
植田君、初めて舞台で演技しているところ見た。
終始カタコトで話しているのに、面白くならずに凄い(笑)
最後は切な過ぎた。
・星野君
登場人物としては一番好きかも。
へっぽこなキャラクターなのに、しれっと金庫空けたり、スリルが欲しくて拳銃パクって来ちゃったりサイコっぽくって面白い。
・茜
フレッシュな妹。
昭和な妹像だけど、嫌みなく演じてた。
・秋山さん
これだけ役名でない(笑)
状況説明から刑事やらコメディパートやらマルチに演じてました。この人がいなれば濱マイクは成立しません。
本当に面白かったので、続編もお願いします。
「困った時は、いつでも来なよ」佐藤流司らの朗読劇『私立探偵 濱マイク』-我が人生最悪の時-公開ゲネプロ