好きなことを無理せず楽しみたい

観劇や音楽鑑賞等について思ったことをそのまま書いてます。無理せず楽しむのがモットー。

御茶ノ水ロック THE LIVE STAGE(4/12・13・ライビュ)

御茶ノ水ロック THE LIVE STAGE(4/12・13・ライビュ)

 

 

 

終わってしまった~

寂しい!寂しい!!

 

感動を忘れる前に感想を書き殴ります。

いつものごとく頭の悪い感想&舞台構成に対する個人的意見です。

 

 

 

 


〇お芝居について

一週間空いてのおちゃろく。千秋楽はライビュで楽しませていただきました。

劇場に入れた4/12・13の2公演は超前方列下手と、後方センブロ。最後に生で見られた席がセンターというのが、全体がじっくり見られたし、客席の様子も分かったから、舞台の迫力とお客さん側の熱気両方を感じられて凄く楽しかった。

 

 

全体的にお芝居が変わってた気がする。

てか、りゅーじさんは毎回ガンガン芝居変えるな~と思う。具体的にはポンコツ記憶力なので曖昧なんだけれど、後半に行くにつれて始ちゃんのアホ可愛さに磨きがかかってた?

 

 

 

 

スナックシオリでの始ちゃんと亮さんの二人のシーンでのやり取りが凄く好きだった。二人ともちょっとした言い回しとか変わってて、歩みよりがさらに感じられるような。

始ちゃんが「理由も分からないまま捨てられるのはきついよ」ってDICの気持ちを代弁してるところ、あれはDICを通して自分の本音も伝えてるように思えて、健気すぎて泣けてきた。亮さんも、「諦めるなよ。音楽は裏切らない」(ニュアンス)っていうセリフ、前は強いトーンで言ってたのに、諭すように話すように変わってて、頑なな亮さんが唯一お兄ちゃんの顔を見せたように思えて、グッと来た。

 


ここのシーン見ると、やっぱりこの物語で一番男前で考えが大人なのって始ちゃんだなって思う。始ちゃんはずっと亮さんと向き合いたいと願っていて、覚悟を持って臨んでいる。強く思いのたけをぶつけることもできたのに、やわらかいトーンで亮さんが受け取り易いように言葉を発しているのも大人だなって。逆に亮さんは素直になり切れず、言葉足らずで独りよがりになってしまっている。

頑なな兄に覚悟をもって向かっていく始ちゃんの男気と健気さに胸がギュっとなった。圧倒的弟感。

 

ラスト、T&Eに乗り込んで亮さんと対峙するところも、亮さんと始ちゃんのやり取りがさらに熱が上がってて、泣けた。ここでも始ちゃんって亮さんにもう一度考える余地を与えてくれるんだよね。THE CROWをやるっていう選択肢も否定はしない。そこで、ようやく亮さん自分の行動について冷静になれて、始ちゃんの目を見て、桐山と向かい合う決意をするんだよね。ライビュのいいところはそのシーンの二人の表情がアップで見られること。ここの、契約書受け取る瞬間の亮さんの少し微笑んだような、始ちゃんに対して安心させるような表情見せてたのに涙腺がやられた。

片山兄弟の歩み寄りが牛歩過ぎてヤキモキしますが、いつか一緒に笑って音楽語れるように願っています。

 

ダイダラの掛け合い、笑えるシーンもシリアスなところも凄く良かったなー。出てくるとホッとするし、でも彼らなりに泥臭く葛藤してるのが愛しい。

新田くんのハニカミ笑顔最高。てか、ライブ中覗き込まれてた方生きてるかな?

芝居が、掛け合いが寄り自然に、より心根が伝わってくるようになってて、素直に泣けた。

楽しいシーンは思いっきり笑って、葛藤するところは一緒に悩んで。

あの4人のバランスすっごくいいよね。基本アホな始ちゃん、ぶっ飛んでいるチェリーボーイ乾、自由奔放な奈良君、そんなメンバーを切って捨て切って捨てまとめていく新田君。

ピンチの時男前を発揮して突破口を作る始ちゃん、奈良君のシリアスシーンでの芝居で場を引き締めてくれるところ、乾君のひたむきさ、そんな中緩衝材になったり一歩引いて冷静に分析してくれる新田君。

ダイダラが好きです。

 

 

 

 

〇ライブシーンについて

この舞台は生で見るべき作品だよね。

私がおちゃろく楽しい理由が分かった。マクロスが好きだからだ。

私の歌を聴けー!!ってことですね。歌は世界を救うのだよ。

 

バント演奏が凄く進化していた。こんなに短期間で演奏もパフォーマンスも変わってるのに感動した。本当に、本業役者なはずなのに皆凄いなぁ。全身全霊で演奏してて、かつ楽しそうで、こっちも本当に楽しくなる。熱くなる。

 

DICがもの凄く良かった。ライブパートのチームとしての演奏の進化と、魂込めた演奏に震えた。千秋楽のWhy?が最高すぎた。DICの女になるところだった。

今まで近かったからついギタリストの手元と演奏見がちだったけれど、ドラマーも凄く心を込めて叩いてて、良いなぁって思った。

ちゆさんbelieverアレンジしてたけど、他の人がそれに最初戸惑ってたのがちょっと面白かった。23回も演奏してたら譜面通りの演奏じゃ物足りなくなるよね。

SHOの煽りが楽しくて。オラオラしているのに、どこかさきやまさんの人柄がにじみ出てて俺様になりきれてない。ティッシュ持ってきたり、絆創膏持ってきてくれたり。

 

ダイダラは粗削りな、バンドやろうぜ!ってノリの爽やかなパフォーマンスで、DICと対照的。演奏もまとまってて、それぞれがらしくてとっても魅力的。

真ん中で歌う始ちゃんの圧倒的主人公感。カリスマ性みたいな。本当に少年漫画の主人公。

先週のダイダラMCはどちらかというとRyuji寄りだったかな。気だるさが混じってた。

今週のMCは、何だかお客さんにたいして凄く優しさがにじんでる気がする。りゅーじさんも慣れてきたのかな。何か女子か好きになっちゃう感じだよね。可愛い見目に対して本当に男前だ。

奈良君のぴょんぴょん飛び跳ねて楽しそうに弾いているところ、女好きさがにじみ出てるパフォーマンスが良かった~。

新田君はまじで頑張った!!と思う。楽しそうに演奏してくれてたのに感謝しかないです。ベース始めてくれてありがとうございます!

乾君のドラムも、本当に楽しそうに、お客さんと遊んでるようなそんな演奏で、そしてドラムに対してひたむきで好きでした。

 

ライブパートに凄く前のめりに参加してる客席に、本当に一緒に舞台作ってる楽しさを感じる。

クッキングペーパーと箱ティッシュ持ってきてたのは意味分からないけど(笑)皆ロックだね(ロックと言えば許される雰囲気・笑)

MCで積極的に挙手してる皆さんが凄いと思った。私は当てられたくない(笑)恥ずかしいです。

 

あと、誰か桐山さんにサポメンつけたげて〜。カラオケ音源じゃああの熱量の歌は合わせるの難しいよ(笑)俺の思うように歌えるサポメンつけたげて〜〜

 

 
〇千秋楽カテコ

色んな所に詳細なレポがあるので、内容は省略。覚えている限りでツボだったところを。

 
まず、座長としてさとうりゅーじの挨拶聴けたのが新鮮でした。いつも役としてコメントするか、座長の隣で適当にコメントして終わっているイメージだったので(笑)まあ、りゅーじ節満載な挨拶でしたが。2年間の公演てwwwランプの魔人もびっくりですってコメント思いっきり滑ってるの笑えた。年長組のフォローが最高でした。

お涙ちょうだいな、キャストやスタッフ、お客さんへの感謝の気持ちを涙ながらに語るとかしないところがね、らしいよね。

でも一回くらいそういうのも聞いてみたかったリ。

 
一文字リレーは大事故でしたね。がっくんの「まる」がファインプレー過ぎた。そしてそこから再度ふざけ始める年長組に対して、りゅーじさん、崎山さんが防衛し、あとは4文字でまとめるという大役を任せられるDICメンバー(笑)

ちゆさん最高でした。本当にいいひと。

 
亮さんが弟を抱きしめたいとか言い出してびっくりした。「こちらを向いて目をつむりなさい」って急にお兄ちゃん口調で言い始めて、びっくりしているりゅーじさんと、そんなりゅーじさんに対して、抱きしめずに耳元で「わーっ!」って驚かして終わらせる染様(笑)うっかり萌えた。

その後、ちょっと拗ねてる?残念そう??なりゅーじさんに「抱きしめようか?」ってフォロー何だか優しさ何だかよく分からない配慮が入って、片山兄弟可愛いなっていう感想しかなかったです。

 
あと、あらきさんがまさかのTBB日比谷の宣伝初めてびっくりした。お花出すってwww翌々日にはチケットSOLD OUTしてよかったwww先輩男前すぎます。

 
がっくんもベース買い取るって言ってたので、どうか続きを!是非!!

公演アンケートも書いたからね!!どうかこの思い運営に届け!!!

 

〇舞台演出について

ミュージカルでもなく芝居の合間にバンド演奏が入る演出。

見る前はどんなふうにバンドシーンが組み込まれるのか想像つかなかったのですが、究極の観客参加型舞台だなって思いました。

落ち着いて観劇したいっていう人には結構ハードルの高い演出だったと思いますが、私はアリでしたし、最高に楽しかったです。

ライブパートでのファンとの交流ありきではなく、きちんと芝居パートも魅せてくれて、2倍3倍と楽しめました。

 


個人的には、キャストと直接の交流というのは苦手な人間(相手に認識されたくない、一方的に愛でていたい片思い系ファン・笑)なので、前方席で見るより後方で思いっきり飛び跳ねているのが楽しかった。前方席に入った時目が合い過ぎて逆に戸惑った。私を見てくれるなって思った(笑)

皆、ファンサ欲しいとか、MCで積極的に絡んでて凄いなと思いました。でも、そこで観客と変な馴れ合いができるのではなく、ちゃんと線引きされて楽しめてたのが良かった。

 


アドリブものびのびしててすっごく楽しかった。

何だろう、おちゃろく2.5って言ってるけれど、正直原作があるわけではないし、そういう意味では俳優たちが各々ありのまま表現しているわけで、ストプレなりゅーじさんのお芝居が見られてとっても楽しかった。俳優として自由に表現できる喜びみたいのが見えた気がする。○○はこういうことしない!って確固たるものはないわけだし。

片山始役は自分の中でも1,2を争うくらい大好きな役になりました。

 

本当に本当に楽しい公演でした。

お芝居ももちろん全力で生バンド演奏に取り組んでくださって、楽しいパフォーマンスを見せてくれた俳優陣、スタッフさんに感謝の気持ちしかないです。本当に素敵な作品を有難うございました。

 

りゅーじさんがこの作品が活力になればと言ってくれたのが自分としては本当に嬉しかった。

本当に元気をもらってました。おちゃろくの舞台を通して得たものを大切に、これからの日々を頑張ろうと思います。

 

また、始ちゃんたちに会えることを願っています。

お疲れさまでした。

 

 

 

 

 

 

舞台版の放送もあるのか!

スカパー入ろうかな・・・