好きなことを無理せず楽しみたい

観劇や音楽鑑賞等について思ったことをそのまま書いてます。無理せず楽しむのがモットー。

つはものどもがゆめのあと(ライビュ)

 

ミュージカル刀剣乱舞 つはものどもがゆめのあと

千穐楽ライビュ

 

 

 

遅くなりましたがつはもの大千穐楽おめでとうございました! ライビュで楽しませていただきました。

ライビュ、知人と参加したってのもあるけれど、会場の熱気も高くって、ライブパートは声出して楽しめたのでほんっとうに楽しかった!!

 

歴史とは、刀剣男士とは、存在意義とかテーマが興味深くて、最後まで彼らの選択と行く末を見守ってまいました。

 

守るべき歴史って何だろう。

刀剣男士が守る歴史とはあくまで現時点での歴史的解釈であって、それが真実か分からない。ただ、大きな川の流れを変えることはなくても小さな違いは歴史的な解釈の違いとして済まされるから、大筋があっていれば100%でなくてもよい。

三百年で、刀剣男士が歴史上の人物に成り代わって、戦で人を切ってってものすごく歴史に干渉しながら歴史を守ってて、これは大丈夫なのかなって思ってたけれど、その答えをつはもので一旦提示してくれました。

かつ、刀剣男士の存在すら確実ではなくそれに対面させられる新たなテーマも出てきて、これを踏まえて春の新作はどんな展開を持ってくるのかすっごく楽しみです。

なぜ刀剣男士を創り出したのか、時間遡行軍や検非違使は何の目的で存在するのか。

検非違使が歴史のゆがみに反応して時間遡行軍やっつけてくれるなら、刀剣男士いらなくないか?と思ったり。

 

つはものでは完全に膝丸に夢中でした。

可愛い、存在が尊い、スタイルが良すぎる。お芝居の見せ方が上手い。

源氏の二人はダンスやって来てると言うのもあってダンスの見せ方が本当に上手い。そして、ダンスのタイプも柔和な髭切が柔らかいダンス、真面目な弟がキレキレなポップス系で完璧か。

本当に魅力的な新刀剣男士でした。

 

あつかしからの続投組も本当に芝居力も役の見せ方も上手くなってて感動。一人一人の役割、葛藤が綺麗に表れててすっごく良かったです。歌も当時よりレベルアップしてるのが分かりました。ただ、ライビュは歌声が音量絞られ過ぎてて何言ってるか正直ほとんど聞き取れなかったのが残念(;^ω^)それで、せっかく盛り上がってきた気持ちが沈静化されちゃったのがもったいなかったです。

 

 

ここまでの4作品で物語としては一旦答えが出たので、春の新作は一波乱ありそう。今度は、時代背景含め新たな敵や、荒れた展開になったりして。誰かが折れたりとか・・・国広が二振り目とか。 本当に刀ミュと言うコンテンツがどんどん成熟してくのが興味深いです。

 

 

巴里公演も、何となく予想してた面子と公演内容だけど、いざ発表されると感極まって普段出さない声が出ました(笑)

再演とは言ってないけれど、同じキャストで同じ演目をまたやることのハードルはかなり高いものですよね。多分、海外公演だから日本の源平の歴史なんて皆知らないのが前提で、それに合わせて脚本も変わるだろうし、今回の源氏の結末見た上でまたあの物語をそのままやるとは思えないので2回目のあつかしやま出陣+今剣修行からの帰郷(極)とかになるのか。

それとも、公演数の短さから新作はやらないのかな。やっぱり前回の内容のままブラッシュアップするのかな。 どちらにしても観たい!けどチケット!!(T0T)って気持ち(笑)

 

 

同時に、りゅーじさんファンとしてはまたロングラン公演に出演するのかー・・・と言う気持ちにならなくもなくて。生で清光のお芝居を見たことの無い新規なファンとしては機会を与えられたことは嬉しいけれど、もっと別世界の君も観たいのだと願ってしまうのだよ。予定も決まって来ちゃうしね。

今時点でおちゃろくとかブロビとか新たな一面を一杯見せてくれてるので楽しいと言えば楽しいのだけれど。もっといろんな役や物語でのりゅーじさんが見たいなっていう贅沢な願いです。

 

 

 

一点だけ、ライビュ運営の方にお願いしたいのは、生中継だからカメラの切り替えが上手く行かないのは百歩譲って良しとしても、音声はもっと気を使って欲しかったです。

ライブ生中継でわざわざ映画館まで来てるのって大画面で生の迫力にできる限り近づけて視聴したいって気持ちなので、音量絞らないで欲しかった。

爆音で流せとまで言わないけど、今回は、歌声絞りすぎてて聞き取れないところが多すぎたのがね! もっとライブパートわーっ\(^o^)/てしたかった。

 

 

つはものの皆様、お疲れさまでした。作品の成熟を感じられる素敵な公演でした。

Blu-ray買って詳細見ようと思います。